【 #BPLS4 IIDX】序盤戦(第1~第8試合)レビュー+データ周りの話
はじめに
こんにちは。さざなみです。
BPLS4 IIDX部門は第8試合までYouTubeの本配信終了。各チーム2試合or3試合を消化しました。皆さん楽しまれていらっしゃいますでしょうか?自分は昨シーズンからの対戦画面の刷新に驚きました。せっかく初心者記事で画面の見方のせたのに…またプレー前に楽曲データ(ノーツ密度、MAXスコア等)が出るのはありがたいですね。特にMAXスコアがあると何点でハイスコアランキング入賞圏内か分かるのでその場でポストしやすいという。

さて、今回は序盤戦を振り返り、今後のオーダーも交えながら各チームの状況を分析していきたいと思います。
チーム別現状分析

この記事では、とりあえず目安の通過ラインを「勝点9~10」としています。明確な根拠があるわけではありません。予めご了承ください。
1位 GAME PANIC
堂々の開幕3連勝で首位を快走、レギュラー通過もほぼ確実に。昨シーズン同様指定AにMIKAMO選手PEACE選手のコストを大きく振ったのが最高の形で返ってきました。特にPEACE選手、S2からの個人33連勝は驚異的。弐寺界の藤井聡太

ストラテジーも未だ2枚残して盤石の構えです。後半戦はレジャ・ラウワン・アピナと中上位チームとの直接対決が残っていますが、ラウワン戦・アピナ戦は相手の最終試合でありストラテジー被弾が予想されます。残り3試合フル出場・うち2回はFinal担当のTAKA.S選手が難敵相手に強みを見せられるかが上位通過への鍵になりそうです。
2位 レジャーランド
この2試合は誰一人0ptで帰ってくることなく、着実にptを積み重ね2位につけたレジャーランド。初戦ストラテジーを切っての引き分けはやや痛かったかもしれませんが、2試合目の劇的な他選同点で1勝を挙げチームの良い流れを作りました。DINASO選手、G*選手、NUCHIO選手は昨シーズン決勝トーナメントこそ進めませんでしたが、セカンドステージでは全試合自選キープしており、自選の強さを持っている選手です。ここからDON*選手含め他選をどれだけ取れるかが順位争いにも関わってきそうです。
3位 APINA VRAMeS
2位のレジャーランドと同じく1勝1分、pt差で3位につけるアピナ。第1試合ではFinalで0ptながら1st2nd全タテでの勝利というこれまでに無い勝ち方を見せてくれました。特にUCCHIE選手はこの試合が2021から通して初の1st(先鋒)出場だったのですが、いきなり他選自選とも歴代ハイスコア上位に食い込むスーパープレイ(本記事冒頭参照)でした。
ここからはストラテジーを2枚残すため、効果的に使えれば勝点10も難しくはないかと思われますが、エースを温存しながらも強力な武器を持つ相手(LEO選手・46選手・VELVET選手・TAKA.S選手)がそろっているため油断禁物といったところ。できればシルク戦までで2勝したいでしょう。
4位 ROUND1
初戦でほぼ全タテの大勝スタートを見せたROUND1。勝点3の4位ながらptのアドバンテージが大きく、勝点で並べば優位に立つことができます。レジャーランド同様全員がptを獲得しており、誰が出ても引き分け以上に持ち込める層の厚さを感じます。注目はCYBERX選手、出るたびにTOP SCORE賞どころか歴代ハイスコアに名を連ねる恐怖の3巡目選手。
CYBERX選手、S4ハイスコアレート更新!歴代10位の超ハイスコアです #BPLS4 pic.twitter.com/CM4B4rTVMW
— さざなみ (@sazanami3116) 2024年8月14日
上で述べた通り獲得ptが多いため、後半は僅差でもいいので勝ちを狙いに行くムーブになるでしょうか。第15試合など何となくそういう意図を感じます(2ndまで全タテの10-8勝利狙い?)。U*TAKA選手が最終的にコストを10残していることから、もともとFinalの予定だったのを2ndにずらしたのかもしれません。4位という位置からも、第10・12試合で連敗などは絶対に避けたいところです。
5位 TAITO STATION Tradz
第8試合を終えて1勝2敗と黒星先行、思わぬ苦戦といった所でしょうか。レギュレーション変更の影響を最も受けたチームといえるかもしれません。KKM*選手をFinalに据える試合は勝ちを狙いに行く戦略かなと思いますが、第1試合ではレギュ変更による新たな負け筋を通されてしまいました。KUREI選手の自選、夏風邪デスコMAX-10はここまでのTOP SCORE賞で7位であり、普通なら勝っているスコアです。ちなみに負けた選手の歴代スコアレートとしては、グッバイ宣言 (S3/CYBERX選手)、PHOTONGENIC (S3/NIKE.選手)に次ぐ歴代3位のスコアでした。
KKM*選手Finalの試合はあと2試合、最終戦のレジャーランドが本気のオーダーであることからも、これを両方取って勝ち点9に乗せるのは至上命題といえるかもしれません。脇を固めるKUREI選手・8$.選手・KENTAN選手が磨き上げた自選で繋ぐことができるでしょうか。
6位 SILK HAT
個人で好プレーは光るものの、チーム全体の勝利になかなか繋がらないSILK HAT。開幕2試合で1勝はしたかったところでしょうか。VELVET選手が1stの得意ジャンルで好パフォーマンスを見せますが、LICHT選手がFinal2回で難敵に阻まれてしまうなどなかなか噛み合わないのがもどかしい。
ここからは4試合で3勝が必須です。ただオーダーの並びはそこまで悪くない印象。好調のVELVET選手が得意ジャンルに出ながらうまくコストを消化でき、FinalのSEIRYU選手に繋ぎやすそうと感じました。この勝ち方が実現するかは、ここまで思うような結果が出ていないLICHT選手とKIDO.選手が最低でも自選を通せるかにかかってきそうです。収録日が空く間に修正できるでしょうか。
7位 GiGO
言葉を選ばなければ、かなり崖っぷちに立たされているといった印象のGiGO。これまでの2戦もそうですが、残りの4戦も相手の主力をぶつけられているのが伺えます(全試合に1巡目選手が出場している)。

この2試合は2ndまで全タテ狙いor自選キープ+どこかで1勝狙いといった想定かもしれませんが、相手のハイパフォーマンスにも阻まれ自選もなかなか通せない、苦しい試合となりました。
先程述べた相手が厳しいという点以外にも、ジャンルの噛み合いが悪いという懸念もあります。CORI-選手がトータル110しかコストを消化できていないところからも、46選手の爆発力に期待するしかない状況。ストラテジーを2枚残している点、順位の近い2チーム(Tradz、シルク)との直対が残っている点はまだ希望があるでしょうか。次のTradz戦は早くも落とせない試合となりそうです。
おわりに
7チームの現状分析を書いてきましたが、かなり明暗分かれた印象です。チーム数やレギュレーションこそ違えど、同じ1回戦総当たりだったS2と比較しても混戦とはいかず、苦しいチームはどうしても狙われがちになるかもしれません。そういうチームの試合は見ていて辛いものもあります。
自分としては、時々本配信に合わせて今回紹介したようなデータも紹介することで少しでも見ている方が楽しめるようにできればと思います。なのでよろしければXのフォローよろしくお願いします
次回は第14試合配信終了後の予定です。書きたい内容があれば他にも書くと思います。ご覧いただきありがとうございました。